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2007年10月09日

400年と28日

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楽しい3連休を過ごされたことと思います。幼稚園、小学校など運動会があちらこちらで開催されている週末でした。ボストン美術館で開催されている「レンブラント版画展」を観に行きました。子供の頃の百科事典で『夜警』」と『 テュルプ博士の解剖学講義』はよく見て覚えていたので、レンブラントの版画?とピンときませんでしたが、131点も展示されているエッジングを観てみると、とても面白かったです。どんどんいろんな技法を試して、版画とは思えない仕上がりになっていきます。レンブラントは、聖書を題材にとった作品が多く、光と影の魔術師と呼ばれていますが、ずっと見ていると、描かれている人物や場面の頂点に達した瞬間を捉えて描いているので、観る者には動き出しそうに観えます。『アブラハムの犠牲』はアブラハムが息子イサクにナイフを振り下ろそうとした瞬間、天使が現れ、彼を止める瞬間です。イサクの顔をわし掴みする手、止められた瞬間に手放されたナイフ、瞬間です。レンブラントは,同じ題材で油絵もエッジングも作品にしています。この『アブラハムの犠牲』もエッチングで観ることができました。400年前の版画が今でも生き生きとして目の前にあることも、とても不思議な感じがしました。目の前にある皮膚辞典は28日間で消えていく皮膚細胞を詳しく説明していますが、人が造られてから脈々と続く新陳代謝を考えると、これもまた何だか芸術的だなと思ったりします。

2007年10月09日 09:37

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