2008年11月13日
特別な場所
今日は良いお天気です。一宮市内から少し外れたところに三岸節子美術館があります。女流画家協会を創立したメンバーの作品展が多いようです。丁度よい大きさの美術館で今は「生誕 桜井浜江展」が開催されてます。幻想的な風景画が多く、「樹」「かたまり」「流れ(水)」90歳代で200号という巨大キャンバスに絵の具を重ねて重ねて塗っていく絵が展示された部屋に入るとき、圧倒されてしまいました。「赤」が強烈なインパクトを与えます。絵は不思議です。意味が分からないとしても心に残ります。この美術館では子供向けのワークショップや記念講演会も開かれ、地域に溶け込んでいる地元の人に愛されている美術館という感じがします。この美術館を近くの認知症を患われているご婦人からおしえていただきました。だから、この美術館に来るたびにその時の温かくてやさしい時を過ごしたことを思い出します。自分だけの特別の場所です。あなたの自分だけの特別の場所はどこですか?
2008年11月13日 10:32